福岡の気候に合わせた家づくり

福岡の地域密着だからこそ開発できた
快適に過ごすためにかかせないスペック

家はどこよりも居心地の良い場所であるべきです。

数十年前、池田(会長)は気づきました。

家に居るときより会社に居るときの方が居心地が良いではないか?と。
住むための家より、働いている会社のほうが居心地が良いのはおかしくないか。

「家にいる妻や子供たちにも、居心地の良い暮らしをしてもらいたい!」

そこから、池田(会長)の居心地の良い家をつくるための研究が始まりました。

1つの結論として出たのが、『その地域に適した家づくりをすること』でした。

例えば、北海道や東北では、冬寒いことを前提に家づくりをしているので、家の中にいてもそんなに寒いという感じはないそうです。

逆に福岡は、夏と冬の寒暖差の激しい地域にも関わらず、それを考慮した性能の家をあまり見かけません。

実は福岡こそ、断熱と遮熱をしっかりしなくてはいけない地域です。

夏の暑さ対策、冬の寒さ対策を万全にすることで、それはきっと、最高に居心地の良い場所になると思います。

長年かけて生み出した「1棟まるごとエコ暖房」をぜひ、ご体感ください。

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特許取得「1棟まるごとエコ暖房」のメリット

1.天井が高く、大胆な吹き抜け空間でも快適に暮らせる断熱構造
2.蓄熱式の暖房システムなので夜の安い深夜電力を利用するのでランニングコストが安い
3.なるべくエアコンを使いたくないという方へおすすめ
4.室内温度が常にほぼ一定のため快適な睡眠ができる
5.断熱や調湿構造により室内が一定の快適温度、湿度に保たれ、空気が乾燥しない
6.家全体が暖かいので冬にお風呂に入る時、夜にトイレに行く時や赤ちゃんのオムツを変える時、朝起きた時も快適

福岡の気候に合わせた断熱・遮熱

アメリカの住宅平均寿命は約88年、欧州は約144年。
それに比べて日本は約26年と極端に短くなっています。

これでは住宅ローンを返し終わる前に家を解体する計算になります。
これは気候風土に合っていない家づくりをしていることが原因です。

昔の家は気候風土に合っていたので、100年を過ぎても建っているものもあります。
しかし、今の時代にそれを建てるのは容易ではありません。

その代わりに今は高性能な断熱材や遮熱材がありますので、
それらを活かし、現代における長寿命の家づくりを目指しています。

高断熱&高気密の家づくり

年中快適に暮らすために

建築プランナーの家は、天井の高いリビングがあったり、大きな吹き抜けがあったり、どのお家にも必ず“大空間”が存在します。そんな大空間を1年中快適に保つためには、『家の性能』が欠かせない要素になります。

家の断熱性能を表す指標に「UA値(外皮平均熱貫流率)」というものがあります。

UA値とは、家の表面(壁・屋根・基礎など外気と接する部分)からどれだけ熱が逃げているかを数値化したものです。

UA値は2013年に国の省エネルギー基準でも定められています。後に省エネ基準を上回るZEH基準(ゼロ・エネルギー・ハウス)、さらにそれを上回るHEAT20という基準が発表されました。

建築プランナーの家は、国内最高基準ともいえるHEAT20/G2の基準値と同じUA値を実証しています。

※数値が低いほど高性能。基準値は九州北部を示したものです。

※建築された時期や仕様などにより、数値はこの限りではありません。

また、家自体が『高気密』であることも、性能に大きく関わってきます。

家の気密性能は、「C値(隙間相当面積)」という指標で表すことができます。数値が高ければ高いほど、隙間が多い家ということになります。

隙間風がピューピューと吹いている家は、空気が逃げ出してエアコンが効きませんよね?

良い断熱材を使ってどんなに壁や屋根の断熱性能を上げても、隙間風が吹いてしまってはせっかくの断熱効果が台なしです。

また、隙間(隙間風)によって外の冷たい空気が侵入すると、室内の空気との温度差で結露が発生→やがてカビが繁殖…ということになりかねません。それだけでなく、隙間から花粉や黄砂やPM2.5などの汚染物質が侵入してしまうことも…。

だから、家にとって高気密であることは重要なのです。

過去に国の省エネ基準で定められていたC値は5.0㎠/㎡。例えば40坪の家の場合、A4サイズの用紙よりひと回り大きな面積の隙間があるということになります。

建築プランナーの家の場合、その基準を上回る0.47㎠/㎡※という平均値を実証しています。同じ40坪の家で例えると、名刺1枚ちょっとの隙間です。
※2021年5月現在、直近調査結果平均値

C値は一般的に、2.0㎠/㎡以下が最低基準、高気密住宅は1.0㎠/㎡以下といわれています。

建築プランナーの家は、高断熱・高気密であることで、オリジナル暖房システム「1棟まるごとエコ暖房」の性能をフルに発揮することができ、吹き抜けのある大空間でも年中快適に過ごすことができるのです。

断熱

セルロース断熱(内断熱)+外断熱

断熱材は「内断熱+外断熱」のダブル断熱です。

お互いのメリットとデメリットを補うハイブリッドの断熱方法で、 家の長寿命化はもちろんですが、省エネ効果も高いので
毎月の電気代を抑えることができます。

この断熱工法を取り入れているのは日本でも数%の会社です。

ドイツでも推奨される健康材“セルロース断熱(内断熱)”

内断熱は品質の良いものを使わないと、内部結露の原因になります。 セルロース断熱は、環境先進国ドイツのエコテストでも推奨されている、環境に優しく健康的な自然素材から作られた最高品質の断熱材です。
他の内断熱材に比べると、価格が高いというデメリットはありますが、 「家を守る。」という意味ではとても優れた断熱材です。

”セルロース断熱”の公式サイトはこちら

高性能な外断熱材“スタイロフォーム”

環境に優しいノンフロン・リサイクル可能な断熱材で、
高い断熱性能を持っています。
”水を吸収しない、軽くて丈夫、加工が簡単”という特徴もあり、
20年後でも経年劣化はしないというデータがあります。
柱や梁といった構造材を守るにはもってこいの断熱材です。

”スタイロフォーム”の詳しい説明はこちら

※外壁が左官仕様の場合、外壁部分にスタイロフォームは使用していません。

遮熱

宇宙技術から生まれた遮熱材「サーモバリア」

夏の暑さは、断熱材だけでは防げません。
断熱材には、遠赤外線や紫外線を跳ね返す力はありませんので、 熱をそのまま反射する”遮熱材”というものが必要です。
断熱材と遮熱材を併用することで初めて高い効果を得られます。
サーモバリアは太陽からの輻射熱を99%カットしてくれます。
例えば、真夏の公園で直射日光の下にいるときと、木の陰にいるときでは気温は同じでも体感温度はかなり変わります。
この木陰の役割をしてくれるのが”遮熱材”で体感温度を下げてくれます。

”サーモバリア”の詳しい説明はこちら

大きな吹き抜けでも地震に強い

大空間×耐震性能を実現

建築プランナーでは、「耐震等級3」の家をおすすめしています。
耐震等級とは、住宅の耐震性能をランク付けした等級のことです。
住宅性能表示制度の「構造の安定に関すること」の項目で、等級1から等級3まで3段階で表示されています。等級1は、建築基準法レベルの耐震性能を満たす水準とし、等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の強さがあることを示します。
耐震等級1
=建築基準法の耐震性
耐震等級2
=建築基準法の1.25倍の耐震性
耐震等級3
=建築基準法の1.5倍の耐震性
一般的な住宅の耐震性能 病院や学校などの耐震性能 消防署や警察署など、防災の拠点となる建物の基準
数百年に一度程度の地震
(震度6強から7程度)に対しても倒壊、崩壊しない程度
1.25倍の地震に対して
倒壊、崩壊しない程度
1.5倍の地震に対して
倒壊、崩壊しない程度
数十年に一度発生する地震
(震度5程度)は住宅が損傷しない程度
1.25倍の地震に対して
損傷しない程度
1.5倍の地震に対して
損傷しない程度

建築プランナーでは、許容応力度計算による構造計算を行い、耐震等級3の設計を行います。
大きな空間、吹き抜けがあっても高い耐震性能をもつ家をつくることは可能です。
弊社では、耐震という性能の面からも快適で安全な暮らしを提供します。

自然素材にこだわる

建築プランナーでは、床材・壁・家の内部まで、自然素材にこだわった家づくりをしています。

シックハウスや環境問題など、こだわる理由はいろいろありますが、一番はやっぱり肌で感じる「感覚」です。無垢材や自然素材に囲まれた空間では、人工物では得られない「居心地の良さ」や「安らぎ」を感じることができます。自然素材にゆえに風合いの変化や劣化が見られる場合もありますが、それも家と一緒に「生きていく」と思えば、愛着が湧きます。

家を守る多機能耐力面材「MOISS TM」

建築プランナーの家では、外壁材として多機能建材「MOISS TM(モイス)」を採用しています。

モイスは天然素材の鉱物「バーミキュライト」を主成分として、「土壁・木」を進化させた理想の建材です。
天然素材のみで造られているため、有害物質を含まずシックハウス症候群を防ぎ、土に還すことができる素材です。また、無機素材なので火災に強く、木のような粘り強さで地震の揺れや台風風圧なども受けとめ、建物を守ります。

■MOISS TMの特徴

①地震、台風に強い
②防火、耐火性能
③結露を防ぎカビから守る
④シロアリ被害を防ぎ腐食させない
⑤夏の熱気、冬の冷気も侵入させない
⑥高い遮音性
⑦天然素材

□MOISS TM 紹介ページ

高性能スペイン漆喰「エスタコウォール」

建築プランナーでは、外壁や内壁にスペイン漆喰「エスタコウォール」をおすすめしています。
エスタコウォールは中世から続くヨーロッパ伝統の塗り壁材。ヨーロッパの大地で採掘された良質な大理石(石灰石)が主原料の自然素材のため、室内壁・外壁すべてに使用できます。優れた吸放湿性能、放蓄熱性能、耐久性能、自浄作用は、日本の一般的な漆喰や珪藻土と比べてもさらに使いやすく、体にもやさしい塗り壁材です。

なにより「左官の壁が好き!」ということもおすすめしているポイントです♪

■エスタコウォールの特徴

・調湿効果で室内の湿気を整え、お家の中がいつも快適に
・夏には熱を放熱、冬には蓄熱して室内温度を快適に保つ
・静電気が発生しないので汚れがつきにくい(自浄作用」
・殺菌効果がありカビが発生しにくい
・ホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着
・不燃性の材料のため防火性を上げることができる
・耐久年数が長くランニングコストを抑えることができる

□エスタコウォール紹介ページ

カラダにもココロにもやさしい「無垢の床」

建築プランナーでは、「無垢の床」をおすすめしています。

無垢の床は傷がつきやすい、メンテナンスが大変、ということで避けられがちですが、無垢材からもらえる温かみ、やわらかさ、空気感は他には代えがたいものがあります。

木材の内部には、成長の過程で発達した無数の導管があります。乾燥を経て導管は空気層として存在しています。自然が生み出した空気層が、毎日の生活に「ほどよい硬さ」と「あたたかみ」を提供し続けてくれます。

その性質由来の調湿作用があることも無垢材のメリットのひとつです。

傷がつきやすかったり、経年で風合いが変化していくことも、無垢材ならではの「味」といえるのではないでしょうか。

床は毎日家族の足や体が直接触れるものなので、できれば自然素材であってほしい、という思いがあります。

省エネ&高性能な家づくり

軽くて丈夫でサビにも強い「ガルバリウム屋根」

建築プランナーの家では「ガルバリウム鋼板」の屋根を採用しています。

「ガルバリウム鋼板」とは、主にアルミと亜鉛・シリコンで構成された鋼板で、「金属なのに軽い」「錆びにくい」「高耐久性」「安価」といった特徴があります。

◇高い耐震性…ガルバリウム鋼板は、金属でありながらとても軽い素材です。和瓦に比べると1/6〜1/10程の重さしかありません。家の一番高いところにある屋根を軽くすることで、家の重心が下がり、揺れても基礎や柱への負担がかからない、地震に強く丈夫な家になります。

◇風災に強い…ガルバリウム屋根は鋼板の1枚1枚をかみ合わせて施工するため、ズレたり、飛ばされたりしづらくなります。そのため、台風・突風・竜巻などの風災にも強いです。

◇高い耐久性と防錆性…ガルバリウム屋根は耐久性が非常に高く、耐用年数は25年〜30年といわれています。

◇高いデザイン性…ガルバリウムの屋根は、ムダな凹凸がなく色も統一するので、シンプルでスッキリした印象になります。

このような特徴から、ガルバリウム屋根は「耐震性や防災性を高めたい」「メンテナンスを最小限にしたい」「見た目をスッキリさせたい」といった方におすすめの素材です。

減税や補助金もある「認定低炭素住宅」

建築プランナーの家は「低炭素住宅」の基準をクリアしています。低炭素住宅とは、2012年9月に公布された「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)に基づき、「低炭素建築物新築等計画の認定制度」(低炭素建築物認定制度)で規定された住宅のこと。認定低炭素住宅の場合は、国が定めた一次エネルギー消費量の基準値よりもさらに10%以上省エネをして、加えて、省エネ基準と同等以上の断熱性能の確保が要件となっています。さらにいくつかの基準をクリアすることで、「低炭素住宅」の認定を受けることができます。

認定を受けると、住宅ローン控除や税率優遇、「【フラット35】S」(金利優遇型)の利用、容積率の緩和などのメリットがある。国土交通省が行っている「地域型住宅グリーン化事業」の補助金はオーナーさまが直接受けることができます。